マセラッティと言えば高級車のイメージですが、意外と中古では手ごろな価格で販売されています。
結構マニアの多いこのクアトロポルテですが、故障が少なくないです。
しかしながら、エンジンはV8のフェラーリと同じエンジンですね。
パワーは間違いないです。
そんな素晴らしいエンジンを載せたマセラッティクアトロポルテですが、
『パワーウインドウが壊れる』
という欠点があります。
この車もそんな1台ですね。
オーナーは半年ほど前に他県の輸入車専門店で中古で購入。
購入時から右後ろのパワーウインドウが動かないのを承知で購入したのですが
「修理できるならお願いしたい。」
と言うことで早速バラシて見ることに…
まずウッドパネルを外す。
国産と違いこの部分はアルミ製ですので結構強引にいっても大丈夫なようです。
クリップが固いので、固めの内張剥がしで1個づつ外していきます。
結構頑丈なアルミ製なんで、割れる事は無いと思います。
(作業は自己責任でお願いします)
次は反射レンズ部を外します。
これはこんな感じですね。
次は取っ手部分
ここまでくれば、後はネジを緩めるだけで内張が外せます。
5か所すべて外したら内張を手前に引っ張れば外れます。
パワーウインドウスイッチのカプラーを外す。
防水シートをなるべく丁寧に剥がしていくと…
あれ?レギュレーターがない!?
窓はどうやって固定されてるのか不思議で確認してみると、なんと!
ガラスとレギュレーターを固定する部分に木材の切れ端が挟んでありました。
モーターのカプラーまで電気は来ているので
レギュレーターさえ取り付けすれば直りそうなのでよかった。